ウルトラ兄弟危機一髪！！・前編
宇宙の平和を乱す怪獣相手に我らがウルトラヒーロー、ジャック・エース・タロウが大奮闘！！
(協力：ふくやますみおさん、オーレさん、友斗さん)

[1] キミにも見えるウルトラの星

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/02 (Sun) 03:13
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皆さん、こんばんは。合作の再開です。

ここは地球をはるか300万光年離れた大宇宙。
その場所にあるM78星雲の中の星の１つ、ウルトラの星(別名：光の国)では、ウルトラ兄弟を始めとする数多くの宇宙警備隊の隊員達が、宇宙平和の為に常に目を光らせ、悪を蹴散らし大活躍していた(今にして思えば、随分と面倒見の良い宇宙人もいたものである：笑)。

「ゾフィー兄さん･･･じゃ無かった、隊長。本日の報告書を持って参りました」
ここは宇宙警備隊隊長室。
そこで常に待機しているウルトラ兄弟の長兄にして宇宙警備隊の隊長・ゾフィーの元に、ウルトラ兄弟の次男、三男であるウルトラマンとウルトラセブンが、今日１日の宇宙の状況をまとめた報告書を届けにやってきた。

[2] 隊長室にて

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/02 (Sun) 03:14
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「今日も宇宙で変わった事は無しか･･･結構、結構。ところで、あの３人は今どうしている？」
「は？」
「ほら、我らウルトラ兄弟の下半分だよ」
「ああ、あの３人なら今日は非番なので他所の星に遊びに行ってます」
「また、ゲーセンか･･･」
「いえ、今日はディスコへ行くとか」
「まったく、あのジャリどもにも困ったもんだ。たまには非番の時でも、単独でパトロールするなり職務熱心なところを見せれば良いものを･･･」
職務より遊ぶ事に熱心な３人の弟達の事をセブンは嘆かわしそうに言ったが、そこへゾフィーがフォローするように言った。
「まあ、そうボヤくなよ。あいつらにしてみれば、しょっちゅう外を飛び回るのは、案外パトロールも兼ねての事かもしれないからな」
『兄さんはホント、弟達に甘いなあ･･･』
ウルトラマンとセブンは同時に思ったが、その問題の弟達は今どうしているか――

[3] ディスコで乾杯！！

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/02 (Sun) 03:16
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「乾ぱ～～い！！」
ここは某惑星内のディスコの中。そこではウルトラ兄弟の四男、五男、六男のウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウがビールジョッキ片手に乾杯していた。
「ふぅーっ！思いっ切り踊りまくった後の一杯は最高だぜ！ほら、お前らも遠慮無しにジャンジャンやりな！」
「遠慮するも何も、どうせいつもワリカンだもんな･･･」
「ジャック兄さん、たまにはボク達に奢って欲しいよ･･･」
「何か言ったか？」
「「いいえ、別に」」
「それにしてもオレが気に入らねえのは、ウルトラマン兄さんとよく似た面構えなばっかりに、地球の連中がオレの事を兄さんと同一視してた事だな。そのお陰でオレは『帰ってきたウルトラマン』なんて呼ばれるし、バルタンやゼットンには敵扱いされるし･･･(汗)」
「ジャック兄さん、酒が入るといつもその話題だな･･･(苦笑)」
「まあ良いじゃない。そのお陰で兄さんは、ウルトラマン兄さんを超えられたんだし♪」
「そうだな、へへ♪よーし！この調子で上り詰めて、行く末には宇宙警備隊の次期隊長になってやるぞ！」
『すげえ、身の程知らずな野望･･･(汗)』
能天気な兄にエースとタロウが呆れていると、ディスコの片隅で悲鳴が上がった。
「きゃーーーーっ！！助けてーーーーっ！！」
そこでは１人の女性が数名のゴロツキに絡まれていた。

[4] ディスコの中は取り込み中です(汗)

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/09 (Sun) 21:46
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●動画 ●続きを描く

「何だ、何だ？何があったんだ？」
野次馬が集まるディスコ内で、女性はゴロツキ達に連れ去られようとしていた。
「ねーちゃん、オレ達とデートしよう。一緒に良い事して楽しもうぜ♪」
「なあ、オタクら。この女はオレ達が連れて行くが、良いか？」
困った事に、野次馬達はゴロツキを恐れて誰も助けようとはしなかった。
「へっへっへ、良いみたいだぜ。じゃあ、一緒に行こうか？おねーちゃん♪」
と、ゴロツキ達が女性を連れて店の外に出ようとした時――
「待ちな！ドスケ野郎ども！！その人を置いて、とっとと店から出て行きな」
「何だと！？何モンだ！！」
ゴロツキ達の前に立ちはだかったのは、我らがウルトラ兄弟ジャック・エース・タロウだった。宇宙に名の轟くウルトラの星の住人を見て、ゴロツキの１人が恐怖の色を見せた。
「兄貴ぃ･･･相手はウルトラマンだぜ。ここは、引き上げた方が･･･」
「バカ野郎！！ウルトラマンだろうが何だろうが、たかがガキ３人にビビってんじゃねえ！！」
「そうだよな、あいつら伸したら箔が付くかもな」
「よーし！やっちまえ！！」
「おおーーーーっっ！！」
ゴロツキどもは、３兄弟に向かって襲い掛かってきた。
「まったく身の程知らずの連中だぜ･･･エース！タロウ！こいつらに、オレ達の強さを教えてやろうぜ！！」
「OK！良いねえ、それ！！」
「行っくぞぉーーーっ！！」
さあ、これよりA-World恒例の大乱闘が大々的に始まった(どうも、筆者が書くと乱暴な展開になるなあ･･･：苦笑)。

ふくやまさん、こんばんは。線画を使わせて頂きました。

[5] 大乱闘の末に･･･

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/11 (Tue) 01:05
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３兄弟は次々にゴロツキを打ち倒していった。酒が入っているせいか、普段よりかなり絶好調である(と言うか、相当悪ノリしている感も見受けられるが･･･：汗)。
「ああ、やめて。店が壊れちゃう･･･」
ディスコの店長が泣き顔になっていると、客の通報により飛んで来た宇宙警察がディスコ内へ駆け込んで来た。
「宇宙警察だ！ならず者ども、神妙にしろ！！」
しかし店内では、すでにゴロツキ達は３兄弟にコテンパンに伸されていた。店の中も、かなり破壊されていたが･･･(汗)。
「やあやあ、宇宙警察の皆さん。この星のゴロツキどもは、オレ達がやっつけたぜ」
３兄弟の姿を見て、宇宙警察の隊長は呆れたような声を出した。
「またアンタ達か！？」

宇宙警備隊本部では、ジャック・エース・タロウの３兄弟が隊長室に呼び出しを食らっていた。ゾフィーは渋面で３人に訊ねた。
「お前達に聞くが、今回の件で先に手を出したのは一体誰だ？」
「こいつです」(エースがタロウを指して)
「この人です」(タロウがジャックを指して)
「この野郎です」(ジャックがエースを指して)
「バカタレ！！責任擦り合ってんじゃねえ！！お前ら今回で騒ぎを起こしたのは何度目だ！？」
「まあ良い、セブン。ではいつもの事だが、今回被害を受けた店の修理費はお前達３人の今月の給料から引かせてもらう事にするぞ」
「･･･兄さん、こういうのって宇宙警備隊の必要経費から下りないの？」
「下りるかっっ！！(怒)」
「お前達、罰として店のご主人の後片付け手伝いに行って来い！！」
「ちぇ･･･」

[6] 怪しげな影

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/16 (Sun) 12:52
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●続きを描く

３兄弟は渋々、例の惑星へと向かった。
「ったく、兄さん達は頭固いぜ。悪いのはあの連中なんだから、すべての責任はあいつらに負わせるべきなんだ」
「良いじゃないか、いつもの事さ」
「悪ノリしたボク達も悪いんだし」
「ち･･･お前達、良い子ちゃんだよなあ･･･」
などと話しているうちに、３人は目的の惑星にたどり着いた。彼らの飛んでいる下の道筋を、身なりと恰幅の良い１人の紳士が歩いていた。
「兄さん、見てみなよ。成金風のオッサンがいるぜ」
「ああいう如何にも自分は金持ちだぞーって感じで見せ付けてる奴は、どうも好きになれねえ」
「今回の件、ああいう人が寄付してくれたら良いのになあ･･･」
それにしても、この成金紳士。何だか、誰かに似ているような･･･(笑)。
「あ！兄さん達！あれは！？」
突如タロウが上空を指差した。そこには怪しげな飛行物体が――
「おー！これは、どうやら事件のようだぜ！エース！タロウ！奴の後を追うぞ！」
「でも、店の後片付け手伝わなくても良いの？」
「そんなもん、放っとけ！こっちの方が急務だ！もしかしたら悪い宇宙人か怪獣かもしれんからな･･･行くぞ！！」
何か逃げる口実とも受け取れるが(笑)、ともあれ３兄弟は飛行物体を追って惑星を後にした。

ふくやまさん、こんにちは。線画を使わせて頂きました。

[7] 凶悪(？)怪獣現る！！

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/22 (Sat) 02:09
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３兄弟がしばらく後をつけていくと、飛行物体は途中でピタ！と止まった。
「何だ？気付かれたかな？」
３人が警戒しながら見ていると、突如！飛行物体が何やら怪しげな声を発した。
『ふっふっふっふ･･･まんまと誘き出されて来たな』
「何っ！？」
言うが早いか、その飛行物体は３兄弟の前で正体を現した。
「バーーーーン！！このオレ様は、宇宙の破壊王！！･･･になる予定の怪獣・ドーデモEスケだ！！」
３兄弟、その宇宙怪獣のあまりの不細工な容姿に大いに驚き、そして呆れ返った(ネーミングも神に見放されてが･･･：笑)。
「･･････何なんだ？この、だっせぇ化けモンは･･･(汗)」
「カメにも見えるし、虫にも見えるし、牛にもブタにも見える･･･(汗々)」
「何て節操の無い怪獣なんだ･･･(汗々々)」
っつーか『怪獣』という存在自体が得体の知れないものなんだから、言っても仕方ないと思うよ、キミ達･･･(笑)。
「オレ様は宇宙の星々を荒らし回っている天下のならず者だ。次の目標を荒らし回る為には、お前達の体が必要なのでな、それでここまで誘い出させてもらったのだ」
「何だって！？」

[8] 宇宙怪獣の攻撃

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/22 (Sat) 02:40
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「やい、化けモン！！オレ達の何が必要なのか知らんが、平和な星で平和に暮らしている平和な皆さん方の平和な生活を乱すようなマネは許さんぞ！！」
「･･･お前、平和な星の平和ボケを強調しとるのか･･･？」
宇宙怪獣ドーデモEスケは、帰りマンことウルトラマンジャックのどこかすっとぼけたセリフにジト目になった(もっとも、本人は大真面目に言ってるのだろうが･･･：笑)。
「とっ･･･とにかくオレ達がいる以上、お前みたいな変な奴に好き勝手な事させないからな！
エース！タロウ！行くぞ！！」
「おーーーーっ！！」
３人は果敢に飛び掛って行ったが、その時ドーデモEスケ、突如全身から怪光線を発し３兄弟に浴びせた。
「うわあああああっっ！！」
光線を全身に受けた３兄弟、体が痺れて動けなくなった。
「ふっふっふっふ･･･これで星を荒らす素材は頂いた。では、さらば！！」
それだけ言うとドーデモEスケは、その場を後に再び飛び去って行った。
「ま、待てー！！逃がさんぞー！！」
痺れの取れた３兄弟はドーデモEスケを追って行ったが、その時彼らは自分達の外観に変化が生じている事に、まだ気付いてなかった･･･。

[9] 危ない３人

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/29 (Sat) 02:44
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その頃、地球では･･･。

「アンタかい、天野空ってのは？ケムゾウから話は聞いてるけど、かなりの凄腕だっていうじゃないか」
「そうだよ。何か文句あんのか！？」
彼女――スケ番ピピは、小学４年生ながら中学生・高校生の不良相手に凄まじいドンパチを展開するような腕っ節の強い女の子。彼女の通っている学校では『女王』と渾名される程の実力の持ち主である(冷汗)。
我らがケムマキケムゾウとはケンカのライバルであるが、そのピピが道を歩いている途中、偶然ケムゾウが親友の天野空と親しげに歩いているのを見つけ、空に向かってチョッカイを出してきたのである。(この行動から察して、ケムゾウに少々気があるのかも･･･：笑)、
「アタイにも女王としてのプライドがあるからねえ、今ここで真の女王の座を賭けて勝負してみないか？」
「おい！やめろ、ピピ！空ちゃんに手を出すな！！」
「何だい、ケムゾウ。そんなにその子の事が心配なのかい？」
「バカ！ミョーな誤解をするな！オレはお前の事を心配してるんだ！空ちゃんはお前の敵う相手じゃねえ！！」
「･･･何か、嬉しく無い言い方だねえ！！」
３人の間に何とも言えない険悪な空気が立ち込めている、その時――

[10] 大異変！！

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/29 (Sat) 02:45
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「アンタ達、どーしたんだい！？その顔！！」
「そう言う空ちゃんこそ、その顔は！？」
「一体どーなってんだい！？」
なな何と！！
３人の顔には、いつの間にやら赤いインキで描かれたような落書きが描かれていた！！

その頃、宇宙怪獣を追跡中のウルトラ３兄弟は･･･。
「くっそぉ～、逃げ足の早い化けモンだ。もう見えなくなりやがった･･･」
「に、に、兄さん！！」
「何だ？」
「今、気が付いたんだけど、ボク達の体の赤い部分が無くなってるよ！！」
「だあああああっっ！？」
ななな何と！！
３兄弟は、いつの間にやら銀一色のツンツルテン！！素っ裸に見えて、何ともオマヌケである･･･(汗)。
「やだなあ、カッコ悪い！！」
「エンガチョだあ！！」(←古い表現･･･：汗)
「これは奴の仕業だ！エース！タロウ！とにもかくにも、あの化けモンを追うぞ！！」
あまりの事態に大慌ての３兄弟、再び怪獣の追跡を開始したが、一体この先どうなる事やら･･･！？

[11] 町は大パニック！！

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/31 (Mon) 22:39
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●動画 ●続きを描く

ケムゾウや３兄弟がアタフタしている頃、我らが地球の町中でも異変が生じていた。
町の人々の顔にもケムゾウ達同様に赤い落書きが描き込まれ、町内は大パニックになっていた(約１名、町の異常事態にも気付かず熱心に武芸の修行に打ち込んでる人もいるが：笑)。
その町のパニックを見ながらほくそ笑む１つの怪しげな影があった。等身大の大きさになったドーデモEスケだった。
「ふっふっふっふー♪毎度の事ながら他所の星で騒ぎを起こすのは楽しいなー♪前の星では巨大ダイコンを町中に発生させて驚かしたし、その前の星では子供達にオネショ癖をつけてやったし･･･今度の落書きは、あのウルトラの３バカの色を使っているから洗っても取れないぞ。イヒヒヒ･･･♪」
何なんだ、宇宙の破壊王を目指すと言いながら結局は悪戯が目的か？低次元な奴･･･(汗)。

一方、ドーデモEスケの悪戯で顔に低次元な落書きを施されたケムゾウ・空・ピピは、原因を突き止めるべく町を奔走していた。
「くそ～、またワルワル団の仕業か？ミョーチキリンな事して町の平和を乱しやがって！」
「ケムゾウ。何なんだい、そのワルワル団ってのは？」
「世界征服の為とか言って、毎回ふざけた攻撃を仕掛けてくる困った連中の事さ。オレと空ちゃんは仲間達と一緒にそいつらと戦ってるのさ。ピピ、お前は危ないから家に帰れ」
「何言ってんだい！その子は大丈夫なのにアタイは危ないだって！？見損なうんじゃ無いよ！こうなったら、アタイもとことん加勢させて頂くからね！！」
ケムゾウは溜息を吐いた。確かにピピは、こういう事態に帰れと言っても聞くタマでは無い。まあ心配しなくても、彼女なら十分戦力になってくれると思うが･･･。

ふくやまさん、こんばんは。線画を使わせて頂きました。

[12] 鳴呼、無残…(笑)

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/07/31 (Mon) 22:40
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『空･･･A公園の公衆トイレの裏に変な怪物がいるよ。どうも、そいつがこの事件を起こした犯人らしいよ･･･』
「心太！」
突如頭に届いた念波に、ケムゾウと空は驚きの声を上げた。
『今、外に出ているのはキミ達だけなんだ。頼む、ボク達を代表して悪を倒しておくれ』
「という事は、お前･･･今、自分の家の中なんだな？」
『･･･だって･･･出られる訳無いじゃないか･･･』
という心太の泣きそうな念波と共に、赤い線で無残に隈取られた彼の顔がケムゾウと空の脳内に･･･！！(思うまいとするほど余計に思ってしまうのが、悲しい人間の心理･･･：汗)
「だーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっっ！！！！」
心太の顔のひどい有様を見て、ケムゾウは腹を抱えて大爆笑した(よっぽど日頃の遺恨が募ってたんだなあ･･･：苦笑)。気が付くとケムゾウ達の周りには、慌てふためくのも忘れて凝視している人々の視線が･･･(汗)。
「ケムゾウ、行こう！！」
赤面しながら空はケムゾウを引っ張って行った。ピピも訳分らんといった表情で後に続いた。
『ケムマキくん･･･後で覚えておいで･･･』
とんでも無く恨めしそうな念波が、笑いの止まらぬケムゾウの脳裏に響いていた･･･(冷汗)。

[13] 母のピンチ

■オーレ投稿日：2006/08/16 (Wed) 16:08
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A-chanさん、こんにちは早速、合作に参加させていただきます。

大パニックのＡ市街を歩くウルトラの母・・・その前に宇宙怪獣ドーデモＥスケが現れた！
ウルトラの母「何ですの！？あなたは？」
ドーデモＥスケ「俺様は宇宙怪獣ドーデモＥスケだ！お前も息子のようにしてやろうか！」
ウルトラの母「何するの！」

その時！・・・・バキッ！
ドーデモＥスケ「ぐえッ！誰だ！」
？？？「マダムに手荒な真似するのは・・・よせよ☆」

[14] この夏・・・あいつが帰ってきた

■オーレ投稿日：2006/08/16 (Wed) 16:19
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●続きを描く

「仮面ライダーキザ！宇宙怪獣ドーデモＥスケ！ウルトラ兄弟の赤を抜き取り、おまけに町中の人々の顔に落書きをし、挙句の果てにはマダムの赤まで抜き取るなど、そんな悪事は・・・よせよ☆」
ドーデモＥスケ「なんだ、お前は！かっこつけやがって！お前だけ実写で卑怯だぞ！」
キザ「実写で悪いか？」

■A-chan(管理人) [HOME] -2006/08/17 (Thu) 23:56

オーレさん、こんばんは。お久し振りです。書き込みが遅れて済みません。
実写のキザさん、決まってますね。では、これより合作の続行です。

「地球にも、可笑しな奴がいたもんだ。では、お前の顔にも落書きしてやろう」
「ふっふっふっふ･･･果たして、上手くいくかな？」
今まさに地球最悪の戦いが始まろうとしている時、ケムゾウ達が公園内に駆けつけて来た。
「あっ、キザさん！来てくれたんだ！」
「ケムゾウ。誰だい？あのイカレた扮装のオタッキーは？」
「ずっっ･･･！！失礼だぞ、ピピ！あの人は仮面ライダーキザと言って、オレ達と共に悪者と戦う勇者の１人だ」
「ふーん。どう見たって、お笑い番組のお笑いヒーローにしか見えないけどね」
何とも口の悪いピピだが、その言葉を聞きつけた仮面ライダーキザ、ピピに向かって一言･･･
「お嬢さん。人を見掛けで判断するのは･･･よせよ☆」
「･･･(汗)」

[15] キザVSドーデモEスケ

■オーレ [HOME] 投稿日：2006/08/18 (Fri) 14:25
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連続投稿失礼します。合作の続きです。

ライダーキザとドーデモEスケの激しい死闘の火蓋が切って落とされた！
「ぐわああああ！はっ放せ！」
「フッ悪あがきは・・・よせよ☆」

■A-chan(管理人) [HOME] -2006/08/19 (Sat) 01:01

ドーデモEスケの放った光線を避けたキザは、素早くEスケの背後に回り込み羽交い絞めにした(光線が当たったコンクリートの塀には、どデカイへのへのもへじが赤い色で描かれていた：汗)。
「うひゃー！キザさん、毎度の事ながら強いや！」
「相変わらず気障だけどな(笑)」
ケムゾウと空のコメントに、ウルトラの母も相槌を打つように言った。
「本当に･･･地球人にも強い方がいらっしゃるのですね･･･あ、皆さん申し遅れて済みません。私、ウルトラの母でございます。地球では息子のタロウが、どうもお世話になりました」
「いえいえ･･･ところで、お母さん。何でまた、地球に･･･？」
ケムゾウの問いに、母はちと言い辛そうに
「あの、その、つまり･･･主人とちょっとしたイザコザがありまして･･･」

それにしてもキザは以前、空の母のところへご都合良く現れ(合作第13話参照)、今またウルトラの母の危機の訪れている場にご都合良く現れたが、キザは人妻が好きなのであろうか？(笑)
(ここに載っているオーレさんの画像は、管理人が一部編集を加えさせて頂きました)

[16] 世界中の色を抜いちゃうぞ

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/08/21 (Mon) 22:55
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●動画 ●続きを描く

ドーデモEスケはライダーキザの腕を振り解くと、勝ち誇ったように高笑いした。

「はははは！俺が赤い色しか抜けないと思ったら大間違いだ…本気を出せばこの世界にある全ての色を全て抜き取ることが出来る…」
「そんなことしたら、手抜きの漫画のような世界になってしまう…トーンのない漫画はクリープを入れないコーヒーのようなもんだ！」
何とドーデモEスケはこの世界の色を全て抜き取ってしまう能力を持っていた…もし色がなくなったら、そう、塗り絵の線画のようになってしまうであろう。

「ぬははははは！！では手始めに、その連中の色を抜いてやる！！」
と、ドーデモEスケは矛先をケムゾウ・空・ピピ・ウルトラの母に向けた。
「やっ、やめろ！！」
慌てて４人の前に立ちはだかったキザに、ドーデモEスケの光線が発射された。

(ふくやまさん、こんばんは。線画とセリフを使わせて頂きました)

[17] 哀れ！！真っ白ライダー

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/08/21 (Mon) 22:57
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ビビィィーーーーッッ！！
「だあああっっ！？何じゃ、こりゃあ！？」
哀れ、光線を受けたライダーキザは、線だけの真っ白ライダーになってしまった。
「うひゃあ･･･オレ達を守る為だったとはいえ、なんちゅう情けない姿に･･･(苦笑)。オレが色を塗り直してやろうか？キザさん」
「･･･っつーか、いつの間に用意したんだ？そんなモン･･･(汗)」
「いつも持ち歩いてる訳･･･？(汗々)」
用意周到ペイントマーカーを取り出すケムゾウを、空とピピは名探偵コ★ンのようにジト目で見つめた。
「ゆ･･･許しません･･･！！何の罪も無い地球の人達に迷惑を掛ける事は、この私が許しませんよ！！」
あまりに傍若無人なドーデモEスケに、ウルトラの母はついにブチ切れて叫んだ。
「ほー。許せなかったら、どうすると言うんだい？奥さん？ふっふっふっふ」
「受けなさい！！マザー破壊光線！！」

[18] 母は強し！！

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/08/21 (Mon) 23:00
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ビーーーーーーーッ！！
「ぎゃあああああーーーーーっっ！！」
ウルトラの母の必殺光線が、ドーデモEスケを直撃した。
「おおっっ！オレの色が元に戻った！」
「２人共、顔の落書きが消えてるぜ！」
「ケムゾウ、アンタも！」
すっかり元通りになった自分の姿に、キザ達は喜びの声を上げた。
「ところで、あの怪獣は･･･？」
ケムゾウ達が見回すと、目の前を１匹の小さな不細工な虫がフラフラ飛んでいた。母の光線で超能力を生み出す器官がイカレてしまった為、小さな虫になってしまったドーデモEスケである。空は素早く虫を捕まえると、ウルトラの母に差し出した。
「はい、おばさん」
「ありがとう、お嬢さん」
「かたじけない、マダム」
「いえいえ。これも、あなた方のご協力があったから･･･あら。今頃来たのね、あの子達･･･」
地球に近付いてくる３兄弟の気配を察知して、母が呟いた。

ジャック・エース・タロウの３兄弟は、ドーデモEスケの航跡をたどり地球の近くにやって来た。
「地球か、懐かしいなあ･･･あの化けモン、地球で何か仕出かしてなきゃ良いが･･･」
「ちょっと兄さん達、見て！体の色が･･･！！」
母がドーデモEスケを倒した為、３兄弟の体の赤い色はみるみる元に戻っていった。
「ややっっ！？こりゃ、どうした訳だ！？」
『遅かったわね、あなた達。怪獣は私達が捕まえちゃったわよ』
「げげっっ！！母！？」
突如飛び込んできた念波に、ジャックが驚いて叫んだ。
「母さん！どうして地球にいるんですか？」
『タロウ。私、父とケンカして飛び出して来たのよ。あの人ったら、また私に内緒で月星人の夕子さんと･･･(怒)』

(夕子さんの口紅を母に見付けられビビる父･･･：ふくやまさん画)

「またか･･･父さんも懲りないなあ･･･」
呆れ顔で言うエースに、ジャックは苦笑いしながら言った。
「良いじゃねえか、いつもの事だよ･･･」
『それにしても情けないわよ、アンタ達。こんなふざけた奴に体の色を取られて、地球の皆さんに迷惑掛けて。この事は私が宇宙警察に連絡しておくから、アンタ達は早く帰りなさい』
「ちぇ･･･また手柄を立て損ねた･･･」
と、ジャックがふて腐れていると、そこへ――

[19] 謎の宇宙船出現！！

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/09/10 (Sun) 16:36
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ゴゴゴゴゴ･･････！！
突如、宇宙空間に巨大な宇宙船が現れた。
「なっ、何なんだ！？あのイカレたデザインの宇宙船は！？」
「っつーか、色彩と模様が、どこぞの鬼娘の宇宙船に似とるだっちゃ！！」(←笑)
ジャック達３兄弟は突然の来訪者の出現に驚愕したが、それ以上にその神に見放されたフォルムに呆れ顔になった。その問題の宇宙船内では･･･。
「大将！前方にウルトラ兄弟がおりまっせー！」
「なんちゅう都合の良いこっちゃ♪あいつらを拉致すれば惑星攻略の道具に使えるぞ。よし！手始めにこの惑星から征服してやろう。ウルトラ兄弟を捕らえる為に、人質になりそうな人間を適当に選び出せ！」
「へえ！」
親玉の命令に手下が機械のスイッチを入れると、宇宙船内のスクリーンは地球上のケムゾウ・空・ピピを映し出した。
「よし！あいつらを捕らえろ！」
親玉が命じると、宇宙船は地球に向けて光線を放った。
「わああああああああああっっ！！」
光線を受けたケムゾウ達３人は、一瞬にその場から姿を消し、宇宙船内の一室に拉致された。突如起きた出来事に、ウルトラの母もライダーキザも大いに驚いた。
「きゃあああああっっ！！どこへ行ったの！？坊や達！！」

その頃、悪の宇宙船は勝ち誇ったように
「ウルトラ兄弟に告ぐ！只今、この惑星の３人の子供達を人質にした。子供らを助けたければ、ただちに我々に降参しろ！！」
嗚呼、何たるチア･･･(汗)。そう！ドーデモEスケなど、最初からどーでもいい奴だったのである(なのに、つき合って下さった皆さん、済みません･･･：汗)。
筆者が語りたかった今回の真の敵は、この宇宙船の悪の宇宙人だったのである。

(久々に合作再開です。皆さん、大変お待たせしましまい、どうも済みませんでした。)

[20] ３兄弟捕獲！！

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/09/17 (Sun) 11:12
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宇宙船から映し出されたケムゾウ達３人の映像を見せられたウルトラ３兄弟、さすがに人質を取られていては手も足も出せなかった。
「くそー！！人質なんか取りやがって、卑怯だぞー！！」
「ジャック兄さん、何とかならないの！？」
忌々しそうなエースとタロウの傍で思案顔のジャックだったが、思い切ってこう決断を下した。
「よし、降参しよう！」
「「ええっっ！？」」
「このままヘタに攻めたら人質の子供達の命が危険だ。でも、敵の懐に飛び込みさえすれば何とか逆転のチャンスが掴めるかもしれん。ここは一まず奴らに捕まるんだ」
「うん･･･オーイ、宇宙人！話は分った！ボク達はお前達に降参するぞ！」
「むふふふふ！！よく言った！！」
言うが早いか、悪の宇宙船は例の捕獲光線を今度はウルトラ３兄弟の放ってきた。
「うわあああああっっ！！」
あっという間に３兄弟は、ケムゾウ達と同じ拘束室に転送された。室内はかなり広く、身長何10メートルのウルトラマン３人がギリギリ入れるだけのスペースはあった。
「おい、子供達は･･･？」
「ここだよーーーーっっ！！」
何とケムゾウ達はジャックの尻の下にいた･･･！！まだ、尻の端の方に挟まれているような感じだったから良かったものの、モロに座っていたら潰されていたであろう。くわばら、くわばら･･･(冷汗)。
「いやあ、悪りぃ悪りぃ･･･」
苦笑いしながら３人に謝るジャックだったが･･･。

[21] 誤ってすむかい！！

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/09/18 (Mon) 22:48
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「誤ってすむかい！！花の乙女のアタイを大きな汚い尻の下に敷きやがって！！」
「この落とし前、どう付けてくれるんだい！！」
早速ケンカを売ってきたピピと空、特にピピの遠慮の無いド失礼な言葉に、さすがのウルトラマンジャックもカチン！ときた。
「やい、ガキ！！他人の尻をつかまえて、大きいのはともかく汚いとは何だ！！オレ達ウルトラ族は排泄をせんから、少なくともお前らのケツよりは清潔だ！！」
その言葉に、今度は空がいきり立って反発した。
「言いたい事を言ってくれるじゃねえか！このデカ物！！」
「文句あっか！チビ！！」
「まあまあまあ！！今は仲違いしてる場合じゃ無いよ！！」
「そうだよ、兄さん。小さな女の子相手に見っとも無い･･･(汗)」
ケムゾウとタロウの仲裁で、この場は何とか険悪にならずに済んだが、ジャックは１人密かに思った。
『天下のウルトラマン様にケンカを売ってくるとは、この２人、地球の娘の中でも相当命知らずな部類だぜ･･･！！』

(この絵は、ふくやまさんの線画を使わせて頂きました)

[22] 辺りを眺めるタロウ

■オーレ [HOME] 投稿日：2006/09/19 (Tue) 23:58
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「むう、しかし、ここは宇宙船の牢獄の様だが、我々を捕らえた宇宙人はどこにいるのか・・・・？」
辺りを眺めながらタロウは言った。
「よし！この辺を探索してみよう！もしかしたら、出口が見つかるかもしれん」
と、エースは言った。

ウルトラ戦士はあまり描いたことありませんがチャレンジしてみました。（でもウルトラ族が排泄しないって初めて知りました（笑））。

■A-chan(管理人) [HOME] -2006/09/20 (Wed) 07:53

オーレさん、おはようございます。お久し振りです。
ウルトラ族は太陽等の光のエネルギーを吸収し活動する種族ですので･･･(でも人間の姿の時は食事しますけど)。

ウルトラ兄弟が出口を探している頃、悪の宇宙船は地球に警告を放っていた。
「この惑星に住む人間共に告ぐ。今より我々に、この星を明け渡せ。我々は天下無敵のウルトラ族を捕らえる程の科学力を持つ種族である。もはや抵抗しても無駄だ。すみやかに降伏せよ」
おいおい。ウルトラ兄弟を拉致できたのは、人質を取ったからでしょーが。これで地球人を降伏させたら詐欺じゃない･･･(まあ、この程度の連中なんだろーな：汗)。

[23] 檻の中の３兄弟

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/09/23 (Sat) 00:06
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突然、空から降り注いだ声に驚愕している地上の人々の目前に、監禁されている室内で出口を探してウロウロしているウルトラ３兄弟の姿が映し出された。
「何てこった！！天下のウルトラ兄弟が、檻の中を行ったり来たり･･･！！」
「まるで、動物園のゴリラのようだ！！」

「･･･兄さん。ボク達、何か地球で随分とひどい言われ方してるような気がするんだけど、気のせいかな？」
「気のせい、気のせい。そんな事気にしてないで、早く出口を探せ」

ウルトラ兄弟の様子を不安げに見つめる群衆の中に、見覚えのあるカップルがいた(合作第22話参照)。
「どうしましょう、喜太郎くん･･･何か良い方法は無いのかしら･･･」
「そうだね･･･ここは一まず･･･」

[24] 次回に続く！！

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/09/23 (Sat) 00:06
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「じゃん！！アカ影参上！！
ここは次回に続くっきゃない！！」
『何もアップで力説しなくてもいいわよ、先輩･･･(汗)』

果たして拉致されたウルトラ３兄弟、及びケムゾウ達の運命は――！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(続く)

[25] いきなりウルトラマン

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/10/01 (Sun) 22:36
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皆さん、こんばんは。
今回の合作では、何とあのウルトラ兄弟のいきなりの登場となりましたが、如何でしたか？(面食らわれた方、どうも済みません･･･：汗)
で、ちょっと次回作について述べておきますが、私が以前から温めていた内容の話を描き込んでいく事になりますので、展開がややワンマンになるかもしれませんが、どうぞご了承下さい。でも、思った事や書きたい事がありましたら、ご自由に描き込んで下さい(断っておきますが、この物語は現在放映されている「ウルトラマンメビウス」とは全く異なる世界です。念の為：苦笑)。
ではここで、私の中の設定によるウルトラ兄弟の紹介をさせて頂きます。
(も１つ断っておきますが、ウルトラ兄弟とは宇宙警備隊の中での義兄弟という関係で、彼らは本当に血の繋がった兄弟ではありません)

ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)
ウルトラ兄弟の４男。兄弟の中で一番自己主張が激しい強気な男。宇宙警備隊次期隊長という身の程知らずな目標を掲げ、エースとタロウを引き連れて宇宙を飛び回っているが、いつもお調子に乗り過ぎて失敗しては兄さん(特にセブン)にどやされている。でも強気な反面、結構ベソ掻きだったりもする(笑)。
筆者の脳内では、古川登志夫氏の声で喋っていたりする。

ウルトラマンエース
ウルトラ兄弟の５男。ジャックよりはオットリした性格だが、いつもジャックと一緒になって騒ぎを起こしたり時にはジャックを出し抜こうとしたりと、結構彼もお調子乗りである。その度に失敗してはジャック共々、兄さん達にどやされている。
筆者の脳内では、難波圭一氏の声で喋っていたりする。

ウルトラマンタロウ
ウルトラ兄弟の６男。兄弟の中で一番気の優しい性格。末っ子のせいかやや甘えん坊だが、いつも２人の兄の後については一緒に騒ぎを起こしている。でも２人程お調子乗りでは無いので、突っ走り易い兄達をたしなめたりもする。
筆者の脳内では、堀川亮氏の声で喋っていたりする。

ちなみに筆者は、地球人の年齢に編纂した彼らの年齢を、ジャック→20歳、エース→19歳、タロウ→18歳･･･ぐらいのつもりで描いております(あくまで我流設定ですが：笑)。

[26] オマケ

■A-chan(管理人) [HOME] 投稿日：2006/09/25 (Mon) 21:23
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「先輩･･･まさかその辺の壁に同化していたんじゃないでしょうね」
「よく分かったな。実は１時間前からここにいたのだ！さすが、喜太郎俺の後輩だけあるな！」
(先輩の行動パターンは既にお見通しですよ･･･)

「おい、喜太郎！オレはいつでも、お前達を見守っているぞ！何が起きても、お前達を守ってやるからな！」
「は･･･はい･･･(苦笑)」
『それなら、この事態を何とかして欲しいもんだわ･･･！』
と、能天気なアカ影をジト目で見ながら密かに思うカオルであった。

(ふくやまさんの線画とセリフ、使わせて頂きました)